2022年12月1日
キッピーモールでは、「令和4年度ひょうご木の街木質化推進事業」を活用し、2階通路の内装(壁・柱)の木質化を実施しました。使用した木材は兵庫県産スギ・ヒノキです。
壁面には、厚みの異なる120x120mmの角材小口をランダムに貼付けました。木の香りや手ざわりなど木の表情によってフロアの印象を和らげ、落ち着いた温かみのある空間になりました。
柱には、幅と厚みが異なる木材板を貼付け、2階テナント店内と調和した空間になりました。
キッピーモールでは、お客さまがゆったりと落ち着いてお買い回り頂ける店内空間づくりを進めてまいります。
【兵庫県産材を使うことの意義】
木は大気中の二酸化炭素を取り込んで成長し、木材となっても二酸化炭素(炭素)は木材の中に貯蔵されたままになります。建築物に木材や木質系資材を取り入れることは、二酸化炭素を固定することになり、気候変動の原因となっている温室効果ガスの排出量の抑制につながります。
こうした優れた資材である木材を県内から調達することは、地域の林業・木材産業を活性化させると共に、伐採・植林・保育など適切な森林整備を促し、災害の防止や水資源の確保など森林のもつ公益的機能を高めることにもつながります。
キッピーモールを管理する三田地域振興株式会社では、兵庫県産材の利用により、カーボンニュートラルの実現や地域の林業活性化等に貢献できるよう努めてまいります。